「ナイスガイズ!」 酒浸りのインチキスレスレ私立探偵ライアン・ゴズリングは、 老女の依頼で調査をしている最中に 突然現れた暴力私立探偵ラッセル・クロウに 事件に深入りするなと脅しをかけられ、腕の骨を折られる。 しかし奇妙な成り行きから、2人はコンビを組んで行動することになり、 そこにゴズリングの娘も加わって、ハチャメチャな大活躍を見せるというあらすじ。 ハードボイルドコメディです。 「キスキス,バンバン」「アイアンマン3」のシェーン・ブラック監督。 大筋の事件がやや雑だけれども、 アカン探偵2人組の掛け合いと、 しっかり者で正しい心の持ち主の娘ちゃんの珍道中が楽しいです。 ライアン・ゴズリングさん、コメディ演技もばっちりハマりますね。 終盤の、落下してはねられてぶつかって、という連続のアクションすごかった。 あれでなぜ死なない!って思うんですけど、 きっと体が柔らかいからですよ。そうに違いない。 内容ばれ 70年代の無茶苦茶な世界がキャラクターに似合ってました。 ルームサービスのふりをして部屋に侵入しようとしたけどバレバレ、 隠し武器で攻撃しようとしたら勘違いで隠し武器なかった、 熱いコーヒーをぶっかけてスキを作ろうとしたらコーヒーがぬるかった、 というハードボイルドのお約束連続破壊のところ、ふふふって思いました。 ラッセル・クロウの、人の役に立てた日が人生最良の日、という告白と 何の葛藤もなく人を殺そうとするところは特に矛盾がないんでしょう彼の中では。 これからはずっとゴズリング父娘と一緒に行動するといいと思います。 この殺し屋、無駄にイケメンだなあ…って思ってたらマット・ボマーさんだった。 なんかこのパターン前にもあった気がする。 2018.02.05 サイトに掲載 2019.01.01 再掲載 戻る |