「星を追う子ども」








母と2人暮らしの少女が不思議な少年と出会い、
謎の教師と一緒に地下世界へ旅立ち、冒険をするというあらすじ。
端的に言うとラピュタ。
ツカミは「親方!地底から美少年が!」で、
比較的良心的なムスカが、
親から受け継いだ石を持っている女の子と旅をして
自分の目的を果たそうとする話。

ファンタジー方向にハンドルを切ってみたものの、
ちょっと持て余し気味に感じられました。
少年と少女の会話はキラキラしているのに
物語の進行パートになると熱量が減るというか、
既存のイメージで間に合わせちゃいます感があるというか。

内容ばれ

地下に存在する死者の国の例として挙がっていた黄泉の国、冥府、
ハデス、アガルタ、シャンバラ。
(シャンバラはアガルタの首都または入口らしいけど)
アガルタとシャンバラは元々はオカルト文化由来なのか。

夜勤明けのお母さんが家に帰る前に煙草を一服していたり、
小学生の主人公が風呂掃除をしていたり、
ああいう女性に関するフェティッシュな描写はピカイチですね。

監督の主だった作品を一通り見て、
「君の名は。」の次回作を何系にするかがすごく難しいなあと
勝手に心配になりました。
監督が本当に好きな淡々とした報われない恋愛ものは一般受けしない。
かといって、ジブリっぽい冒険譚は不向き。
児童文学かSFから、ほんわかして泣ける原作をもってくるのどうだろう。










2017.11.30 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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