「ローガン・ラッキー」 将来有望だったフットボールの道を怪我で諦めざるを得なくなった兄、 戦争で片腕を失った弟、不運なローガン兄弟が、 華やかなモーターレースから現金を強奪する計画をたてるが…というあらすじ。 クライム・コメディです。 兄をチャニング・テイタム、弟をアダム・ドライバーが演じます。 金庫破りの名手役にダニエル・クレイグ。 引退宣言をしていたソダーバーグ監督が4年ぶりに帰ってきました。 お帰りなさい監督。 しかし計画的犯行を描いた作品が多いので本人も計画的な人 (引退後の計画もバッチリで、復帰などはしない) かと思っていたがそうでもないのか。 さすがに犯行の手順、伏線、種明かしは手慣れたもので、 しかも監督の得意分野だけあって肩に力の入らない、 ゆるーい感じに展開します。 内容ばれ 「ゲーム・オブ・スローンズ」って、 刑務所内で暴動が起こっても不思議じゃないほど大人気なの!? そしてドラマのプロモーションの影響で原作小説執筆が遅れて 刊行予定がずれてるの…ジョージ・R・R・マーティン…気の毒に…。 もうちょっと労わってあげて…。 登場人物全員なんとなく面白い人たちで、 特に兄弟のダメっぽい親密さはいいなあと思いました。 身内を大事にするあのローカル感。 あとダニエル・クレイグの、犯罪者なんだけど 質問されると丁寧に教えてしまう面倒見の良さとか、 セバスチャン・スタンの愉快な真面目さ。 全体として、うーん上手い…という感じの作品です。 2017.11.28 サイトに掲載 2018.01.30 再掲載 戻る |