「日本で一番悪い奴ら」 2002年に起きた、北海道警察現職警官による 覚せい剤及び拳銃売買事件、通称「稲葉事件」を題材にした 「恥さらし 北海道警 悪徳刑事の告白」が原作。 大きな事件だったと思うんですが、なぜか記憶にないです。 (ビッグジャンルにはまりたての頃だったからかな…) 北海道警察の刑事になった主人公は、 先輩に教えられるまま裏社会に入り込み、 銃検挙のノルマをこなすために密輸に手を染め、 やがてエスカレートして薬物にも手を出す…というあらすじ。 バリバリの体育会系である主人公は、 ともかく先輩の言う事が絶対で、 教えられた内容は何でも全部その通りにして、 転げ落ちるように違法行為に手を染めていく という風にこの映画では描写してありました。 組織では、こういうタイプが7割くらいいるとやりやすいんでしょうけど、 でも個々に考える能力がないというのはやっぱり危険。 事件後に、主人公の元上司と、 そもそもこの件を告発した元捜査協力者のひとは どちらも自殺されているんですよね。 なんとなくもやもやする事件です。 2017.11.15 サイトに掲載 2018.01.30 再掲載 戻る |