「アナベル 死霊人形の誕生」








「アナベル 死霊館の人形」の続編です。
監督と脚本が替わりました。今回は「ライト/オフ」の監督。
タイトルの示す通り、悪魔の人形アナベルは
如何にして誕生したかという話です。

人形職人の夫とその妻は、不慮の事故で5歳の娘を亡くす。
それから十数年後、夫妻は自宅を身寄りのない少女たちのために
開放する事に決め、シスターと6人の少女がやってくる。
しかし少女の1人、足の不自由なジャニスは、
屋敷にただならぬ気配を感じとる、というあらすじ。
前作より話がしゅっと集中している感じがします。

ラストばれ
恐怖シーンがグイグイあるわりに、
最初に事故死したビー(アナベル)以外、
少女は誰も死なないのは結構すごい。大人は死にます。

美少女盛りだくさんでお屋敷も素敵だし、目の保養ホラーです。
ところでシスターがルーマニアで撮った写真に写っていた
得体のしれないひとが女装悪魔ヴァラクということでいいんですよね?
ルーマニアからシスターにくっついてきて、
アナベル人形の中の悪魔と仲良くなった?
それともこのシリーズに登場する悪魔は場所も時間も無視して
全部ヴァラクなんだろうか…。

前作につながるラストで夫妻がプレゼントした人形、
本物の呪いの人形アナベルのレプリカです。
そう、本物はファンシーで全然怖くないんですよ少なくともデザインは…。
弘法、筆を選ばずみたいな感じで、
実力派の悪魔は器をえり好みしたりしないんだろうか。

時間があるなら前作は見ておいた方がいいです。
エンドロール後に1シーンあります。









2017.10.16 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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