「僕のワンダフル・ライフ」 転生を繰り返す犬が、運命の少年イーサンと出会い、 「犬は何のために生まれるのか?」という命題について 答えを探すという内容。 レトリバー、ジャーマンシェパード、コーギー、セントバーナード、 様々なかわいい犬が出てきますが、その愛らしい犬たちの死や、 虐待もきっちり描かれますので、 ガチ犬好き勢にはちょっと覚悟が必要だと思います。 ただし犬はウルトラスーパーハイグレードかわいいです。ジレンマ。 あとディズニーアニメ「愛犬とごちそう」のときに 日本の愛犬家の間で炎上しましたが、 人間の食べ物を与える描写が何回かあります。 主人公の犬の声を演じるのは「アナと雪の女王」のオラフ、 「美女と野獣」のル・フウを演じたジョシュ・ギャッド。 ユーモラスでリズミカルでチャーミングな喋りでした。 内容ばれ かわいいだけの映画かと思ったら案外そうではなく、 イーサンのお父さん、望まない営業職をやらされ続けて 心を病んでアル中になって追い出されてフェイドアウトとか、 エリーの飼い主の警官さんが救済されないままとか、 結構渋みが強い。 警官さんは幸せになってほしい。 というかベリーがカップル至上主義すぎて面白い。 動物虐待は低所得者に多いという数字の裏付けがあるんだろうか、 よく知らんけどあの貧乏カップルは2人揃って痔になれ。 最後、悟りを得たベリーは転生を終えるんだろうか、 それとも今後も転生を続けるんだろうか、 他の犬は転生しないんだろうか、等と色々考えました。 私の推しのキャプテン・アメリカが唐突に出てくるので 心の中で「ありがとうございます!」ボタンをバチーンと押した。 2017.10.05 サイトに掲載 2018.01.30 再掲載 戻る |