「10 クローバーフィールド・レーン」 「クローバーフィールド」という怪獣パニック映画があります。 パラマウント社は、クローバーフィールドユニバースという企画を発表し、 世界観を同じくしたシリーズ作品を作るという意向を示したらしい。 ちょ、マーベルが当たったからって、みんなユニバース形成しすぎ! あとその方向性はどうだろうパラマウント!? 主人公の女性は、彼氏と喧嘩をして部屋を飛び出す。 原因不明の停電が広がっているというニュースが流れる中、 車を走らせる主人公だが、動揺していたせいもあり事故を起こしてしまう。 意識を取り戻した女性は、自分が密室に拘束されていると気付く。 部屋に入ってきた老人によれば、事故を起こした彼女を助けたのは自分で、 自分は以前から終末に備えてシェルター設備と食料を用意していた、 外の空気は何らかの攻撃によって汚染されており、出ると危険らしい。 果たして老人は正気なのか、というスリラーです。 サイコサスペンスとしては、よく出来てます。 なのでクローバーフィールドと無関係にした方が良かったような気もする。 製作費は15,000,000ドル。普通のモンスター大暴れ映画の 10分の1以下の製作費。密室系はそこのところが強いんですよね。 おちばれ 最後のバトルが取って付けたみたいというか、 主人公突然強すぎというか、その程度でやっつけられるのっていうか。 密室のおっさんが恐かったので、突然宇宙からの侵略者が出てきても 恐怖の種類が違うのでちょっとぽかーんとする。 おっさんの娘は本当に出て行ったのか、 自分の前にも監禁された女性がいたのではないか、 同じ服を着せられているのではないか、等じわじわ来る演出はよかったです。 主人公の彼氏は ブラッドリー・クーパー(声だけ)。気付かなかった。 主人公は「リンカーン/秘密の書」で妻メアリーや、 「スコット・ピルグリム」でラモーナを演じたメアリー・エリザベス・ウィンステッド。 これも気付かなかった。 2017.06.23 サイトに掲載 2018.01.30 再掲載 戻る |