「サラマンダー」








地下工事現場から突如現れたドラゴンが
瞬く間に繁殖して世界を支配し、
人類は生物の頂点から転落して狩られる立場になる。
主人公は少年の頃に最初のドラゴンを目撃し、母を殺され、
成長した今は砦に籠城しているグループのリーダーをしている、という話。
原題は「Reign of Fire」で炎による支配。
作中でもサラマンダーっていう呼称は一度も出てこなかったような…。
(字幕では言ってることになってる)

クリスチャン・ベールは皆にリーダーをやらされたり、
初対面の人に惚れこまれたり頼られたりする役が似合いますね。
なんとかしてくれそうな顔をしているというか。

内容ばれ

文明が後退した娯楽のない世界で、大人たちが子供を集めて
スター・ウォーズの1場面を寸劇でやっていて、
例の「アイムユアファーザー」のシーンで子供がガチびっくりして
「ヒャー!!」みたいな声を上げるの面白かった。
すごい偶然ながらディストピアでのスター・ウォーズを描いた作品、
「ファイアパンチ」と「サラマンダー」連続で鑑賞しましたが、
どっちの使い方も好きです。

私はなぜかジェラルド・バトラー演じる友達のクリーディ こそが雄のサラマンダーで、
最初に会ったチャンベのことが忘れられなくて
ずっと側にいたけど、正体が分かってしまったからもう会わない
って言って群れを引き連れて飛び去ってしまう話だと思っていたので、
終盤は、あれ?あれれ?ってずっと言ってました。
なにか他の映画と勘違いしたか、
誰かの二次創作ねたを混同したのかな…。

ところで英国でトマトを育てるのって日照足りなさそう。








2017.06.21 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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