「アサイラム 
            監禁病棟と顔のない患者たち」









エドガー・アラン・ポー「タール博士とフェザー教授の療法」を
原作としたサイコサスペンスです。
精神科医を志す、大学を出たばかりの青年が
研修医として訪れた精神病院は随分と風変わりな場所で、
患者は拘束を解かれ、可能な限り自由に暮らしていた。
しかし…というあらすじ。
全然予告などを見掛けなかったのでスルーしてましたが
妙に評価が高いので見てみました。
ちゃんと宣伝してシネコンでやればいいのに、という
きっちりした綺麗なあらすじの話で、
ヒロインはケイト・ベッキンセイル、脇をベン・キングズレー、
マイケル・ケインなどが固めていい演技を見せてくれます。
(チョイ役のひとがシューリス先生に似ていたのですが、
こんなチョイ役シューリス先生のわけないよ…って思ってたら本人だった)

おちばれ

まあ患者が暴動を起こして職員と入れ替わっている、
「うん、そうだと思ったよ」って話なのですが、
原作にはないオチが最後に1つ用意されている。
あと暴動の首謀者キングズレー先生によって、
記憶を飛ばされ廃人になってしまったマイケル・ケイン院長と、
戦争で心を病んだトラウマを主人公にえぐられて
廃人になってしまったキングズレー先生が最後にチェスをしている、
これも原作にない要素ですけど非常に萌えました。
対立する初老男性2人によるチェスは何度見ても良いものだ。

最後のオチについては、なるほど患者に合わせて
臨機応変に話を合わせるあの能力…って思いました。









2017.04.27 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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