「キングコング 髑髏島の巨神」








まあ私も族の皆さんがバイクで家の前にやってきて、
大ボリュームで音楽をガンガンかけて、
爆竹を鳴らし始めたら、投石器で岩をぶつけたくなるかもしれない。
そんな感じで1973年、嵐に覆われた謎の島、
髑髏島へ調査のためにむかった科学者と護衛の軍人たちを
巨大なゴリラが襲う!というあらすじ。

ホラー映画みたいに出るぞ出るぞ…っていうタメがなくて、
バカーン!といきなり殺されるので、
怖がりさんでも案外見られるかもしれません。
ただし当たり前ですが死に方は残虐です。
人間がゴミのように死にますが、後味はそんなに悪くないかも。

内容ばれ

怪物の口の中に人が落ちて顎が閉じる瞬間に
サンドイッチをガブ!ってやる映像に切り替わったり、
自動で焚かれる設定になったストロボを握ったまま呑みこまれたひとが、
食道から胃に落ちていくのが光の位置でわかったり、
仲間のために怪物の腹の中で自爆する覚悟で立ちはだかった人が、
怪物の尻尾でバーンって遠くに飛ばされて爆発したり、
全体的にブラックだなー、って思いました。
フロントガラスのマスコット人形がピコピコするの、流行ってるのか…?

無能な、もしくは冷静さを失った指揮官のせいで
人がどんどん死んでいくのはちょっと苦手なんですが、
まあこいつは100%死ぬよ!って雰囲気が伝わってきたので
我慢しました。
それにしても何を見てもサミュエル・L・ジャクソンが出ているので、
実は彼だけCGじゃないのか実験的に…?という気がしてきました。

コングさんは大変かっこうよかったです。
どんな転び方をしたらそんなに鎖がからまるの…?っていう、
案外ドジっ子な所も含めて、髑髏高校を守る愛され番長って感じでした。
スカルクロウラーは、自分と同身長のやつと戦うのか…
殺す気で向かってくるボルゾイと素手で殴り合う感じか…無理…ってなりました。
でもモーニングスターとバットがあれば勝てるかも…。

サブストーリーに強烈な萌えがあったのですが、
殺し合っていた米兵マーロウと日本兵グンペイが、生き残るために協力し合い、
何十年と共に過ごし兄弟の誓いを交わし、
もうすぐ脱出という時に片方が死ぬとか!
グンペイの遺品の日本刀をマーロウ持ち歩いているとか!
教えてもらった日本語を時々話すとか!
ちょっと待って!この部分の話を書いた人出てきて!
ポテンシャル秘め過ぎでしょう?誰!

エンドロールの遊び心がすごい。モス…キングギ…ゴジ…。
極めつけは咆哮。監督は日本のオタク文化にすごい影響を受けたそうです。

エンドロール後にわりと重要な映像があるので見た方がいいです。








2017.03.30 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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