「3月のライオン 前篇」








家族を交通事故で失った主人公は、
父親の友人の棋士に内弟子という形で拾われ、
成長して史上5人目となる中学生棋士となった。
義父の家族と折り合いの悪かった彼は中学卒業を期に独り暮らしを始める。
生活の全ての時間を将棋に費やし、孤独だった彼だが
ある日、川本家の3姉妹と知り合い、生活が変化していく、というあらすじ。

原作だと、開始段階で零くんと3姉妹は出会っていて、
最初の頃の話は回想されてましたが、
映画では零くんが家族と死に別れたところから始まって棋士になり、
そしてあかりさんに拾われるという、時系列順で話が進んでいました。
幾つか対局を省いて、ひなちゃんの初恋エピソードをカット、
6巻の新人戦の内容をちょっと盛って終盤に挿入、
ラストは島田さんと宗谷名人の対局で終わってました。
だいたい4巻くらいまで。

内容ばれ

漫画の国から来た俳優、神木さんはいつものクオリティでした。
あのひとはどうしてあんなに漫画なんだろう。
あと佐々木さんもコマから抜け出たように物凄く島田さんでした。
髪はフサフサだったけど…。ヅラのCMには呼ばれそうもないけど…。
香子おねえさんは、あんな人が家にいたらそりゃあ色々狂うよ…って感じでした。
えーと、伊藤英明さんの後藤さんは、漫画に似てるというよりともかく色男でした。
色男だから画面にずっといてほしい感じ。
宗谷名人はちょっとちがう…んじゃないかな…
「聖の青春」のほうがまだ近い…。
染谷さんの二階堂君は、似すぎていて染谷さんだと気付かなかった。
心配になって検索したら特殊メイクだったよかった。

零くんの川のそばのおうちが、わりと川がライトアップされていて
キラキラして綺麗でした。
あと川本家の内装がとても良かったです。
あれ実際に使用されている家をそのまま貸してもらったのでなければ
かなりの頑張り。
あかりさんのバイトをしているバーのお店の規模が10倍くらいになっていて、
もはや本気で家計のためにホステスやっているように見えました。

そもそもの出会いのきっかけ、泥酔する零くんですが、
色々まずいのか先輩に無理矢理飲まされたのではなく、
自分からジュースと間違えた?やけになった?どっち?
っていう演出で飲んで、
あと最後に念入りに「未成年の飲酒は犯罪で、実際のお酒は使用してません」
ってテロップがありました。大変ですね…。

後篇はクズ父と、ひなちゃんのいじめをやるみたいです。
えっ!将棋をやっている尺はあるのかな!?
というか、上エピソード2つ、どっちも私が超苦手とする話なので、
どんなラストになるか気になりますが、後篇は残念ながら見に行けない…。












2017.03.24 サイトに掲載

2018.01.30 再掲載





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