「アンフレンデッド」








レベン・ガブリアーゼ監督
この映画に限っては映画館でなく、自宅のパソコンのフルスクリーンで、
お部屋を暗めにしての鑑賞をおすすめします。

いつもの仲良しグループでのスカイプチャットの最中、
見慣れないデフォルトアイコンの人物が参加してくる。
その人物は問いかけに答えず、何者なのか分からなかったが、
やがて1年前の動画が原因で自殺したローラなのではないかと
高校生たちは疑い始める。というあらすじ。

ごく一部分を除いて、ずっとパソコンの画面上で話が展開します。
特殊効果はほとんどなく、低予算映画ですが
アイディアの勝利だと思います。

内容ばれ

他人の作業中のパソコン画面ってあまり見る機会がないのですが、
スカイプで喋りながら、ショートメッセージを送り、
WEBメールを立ち上げて受信文章を読むって、私には絶対無理ですが、
あれが現在の高校生の基本能力なんでしょうか。
それとも私が著しく複数作業に弱いのか。
(せいぜい映画を見ながらSNSも読むとかそのくらい)

そして仲のいいグループに見えた高校生たちの
ドス黒い本音が露呈しますが、
あれが現在のアメリカの標準的な友情なのか、
全然あり得ない非実在高校生なのか、私にはいまいち分からない。








2017.01.04 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





戻る