「インフェルノ」 ラングドン教授の「いい旅夢気分」シリーズ、 映画では3作目です。(原作では4作目) イタリアの病院で目覚めたラングドン教授は、 自分が怪我をしており、記憶がないことに動揺するが、 謎の女暗殺者に襲撃を受けて病院を脱出する、という スパイアクション映画のような始まりをします。 相変わらずイタリアの寺院や美術品は (どれがセットでどれが本物か分かりませんが) 美しく撮れてました。 しかしいつもと違って今回は教授に記憶がなくて、 しかも頻繁に幻覚を見るので、ちょっとグダグダします。 内容ばれ 大富豪の人も、その仲間の人も、 「人口が増えすぎて、人類が絶滅してしまう! ウィルスを使って大量殺戮しなくちゃ!」 ってあまりにも短絡的すぎるし、 そのウィルスの隠し場所をラングドン教授レベルの専門家でないと 解けない暗号でヒントにするのも謎だし、 総じて意味が分からない人達だったのですが、 これは「ダ・ヴィンチ・コード」の時と同じく、 敵方の造形の簡略化があったんだろうな、 と想像しながら見てました。(今回原作未読です) ラングドン教授の幻想シーンは特徴的で美しかったけど、 もうちょっと切って、敵のキャラクター構築をしてもよかったのではないか。 でもなぜかインド人の社長の人は無駄に格好良かった。 接近戦だと100%刺されるな…っていう説得力のある動きだった。 ミッキーの腕時計戻ってきてよかったねえ教授。 アヤソフィアの地下宮殿、行ってみたくなりました。 http://find-travel.jp/article/28415 2016.10.31 サイトに掲載 2016.12.30 再掲載 戻る |