「ナイトクローラー」








脚本家のダン・ギルロイさん初監督作品です。
クズ無双映画だよーと聞いていたので、上映中は見に行きませんでした。
見たら本当にクズ(というかサイコパス)無双でした。
工事現場で資材などを盗んで生活していた主人公は、
ある日事故現場に出くわし、
凄惨な写真を撮ってそれを報道局へ売るという仕事があると知る。
警察の無線を傍受し、事故現場に駆けつけては
撮影していた主人公だが、
やがて彼の行為はエスカレートしていき…という内容。

ジェイク・ジレンホールのサイコパスりょくが炸裂してました。
ぽっかり空いた穴のような真っ黒の目、
変化に乏しい表情、常に上機嫌に見える口角、のっぺりとした肌、
個性派の画家の書いた不気味な絵のようです。

内容ばれ

マイティ・ソーのお母さん役の方が出てきます。
(フリッガ様)
サイコパス主人公はうんと年上の彼女にご執心で、
無理矢理関係を迫って手に入れますが、
別に誰彼かまわずという訳でもなく、
これは、「枯渇した男性は恋愛相手に若さを求めるが、
自分に活力のある男性はそうではない」と言われるように、
主人公はサイコパスエネルギー満タンだから、
相手の若さなどはどうでもよいというのを表現してるのかな…
とか考えましたが、あとで監督のリアル奥さんであると知り、
単なる「俺の嫁、美人やろ?」という自慢だったの…?と思いました。

小説「コンビニ人間」とほぼ同時に見終わりましたが、
偶然両方とも社会病質者のお仕事物語で、
でも片方は周囲の言動や生活習慣を必死で真似して
正常な人間に擬態して生きている女性、
片方はサイコパス無双でどんどんのし上がる男性、
架空の話だけど、この違いって何だろうって思いました。
人種のせい?それとも性別のせいかな?










2016.09.30 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





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