「グッバイ、サマー」








ミシェル・ゴンドリー監督がここにきて突然
少年2人の友情を描いたロードムービーを撮られたので、
「勝訴」って書いた紙を持って走り回りたくなったんですが、
何があったんでしょうか監督…。
ボンクラ男子2人の友情はこれまでにもありましたが、
今回は片方がガチ美少年で、痴漢された経験とかがあるし、
2人でいるとカップルに間違われたり、
なんか、うん、そういうの知ってます…っていう。
しかもこの映画、監督の自伝的作品で、
美少年が過去の監督らしいんですよね…

でもいつものゴンドリー節もちゃんと健在で、
手製のキャンピングカーで2人は旅をするんですが、
小さな小屋風に偽装できるようになっていて、
付属のプランターにお花とか植わってて、とても可愛いのです。

おちばれ

悩み相談とか、怪談とか、トイレ問題とか、
少年冒険もの定番でわくわくします。
「お前は自分の事ばっかり喋って、僕の事はどうでもいいんだ!」
っていう理由の喧嘩とか、違うよそんな事ないよって
一生懸命弁解したりとか、仲直りしてパンツ買ってあげたりとか、
始終フフフって笑ってました。

飛行機が怖いテオの手を、ぐいっと引っ張って握ってあげるシーンの
ダニエルは男らしかった!
女性っぽい顔をしている男子のほうが男らしいのは実にいいですね。

最後にいつもの監督の白昼夢っぽい映像が出てきて、
「あ、これ銀河鉄道の夜オチでは…」って恐れたんですが、
違って良かったです(笑)。

なんかいつもみたく「ハイハイゲイじゃない」アリバイ女子が出てくるんですが、
ほとんど主人公の成長を表現するための記号キャラクターで
最後見向きもされなくなってかわいそうなので、
出さないであげてほしかったな。そこのところだけ残念だと思いました。

突然の日本語にビクっとする。最近東洋系のいかがわしいお店で働いているのは日本人って認識なの…?












2016.09.21 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





戻る