「KING OF PRISM by PrettyRhythm」








ネットでものすごく話題になっていた映画です。
「な…何を言っているのかわからねーと思うが、
俺も何をされたのかわからなかった…」
というポルナレフの言葉がぴったりくる、
幻覚のような内容でした。

そもそもこの映画は「プリティーリズム」という、
少女たちがアイドルを目指すアニメに登場する
男子ユニット「Over The Rainbow」を中心としたスピンオフ作品です。
予習として、本編の男子3人組の登場する回と、
あと「エーデルローズ入学説明会」と銘打った
製作発表会の記録DVDと映画本編をオタク上映会で見せてもらいました。

なんていうか、現実の描写と視覚的比喩がシームレスで、
全篇ジャンキーの見る幻覚みたいになってるのが凄いと思います。
真面目なことをいうと、私たちが普段
推しキャラクターやスターから受け取っている魅力や活力を
視覚化した映像作品なのかなって。
男の子が男の子の魅力にノックダウンされるシーンが連続するので、
いい感じに夢が詰まっています。

コウジくんという天才作曲家がいて、
彼には昔親友だったけど、彼の曲を盗んでデビューしたヒロくんという男の子がいて、
心の傷になっています。
そんなコウジくんにはカヅキくんという幼馴染がいます。
ヒロ→→→コウジ←カヅキ
とまあこんな感じ。
映画では本編回想シーンがちょっとだけ入って、
ヒロくんは悪の学園長に強要されて一連の悪事を行ってた、本当は良い子…
みたいな感じにまとめられてましたが、
カットされていた他のシーンを見た私には、
ヒロくんがどちらかといえば自主的に悪事を行っていて、
かつコウジくんに執着しまくっていたストーカーにしか見えず、
よくユニット結成したね、君たち…としか思えないのでした。
(ところでヒロくんの子供の頃の貧乏描写として
ご家庭でパンの耳を食べているシーンがあったのですが、
平成の子らは、パン屋さんはサンドイッチを作る用に切ったパンの耳を無料でくれる
とか昭和の貧乏ネタってどこまで分かるんだろう、と心配になった)

内容ばれ

3人のステージにハリウッド行きの電車が到着して、コウジがそれに乗りこみ、
そのまま去ってしまいヒロが泣きながら追い掛けるというのは、
実際は何が起きていたんだろう…あの電車は現実に存在しないよね…?


特に映画化が確定していないうちから本編最終回に
Over The Rainbow結成話をねじ込み、
特に勝算もなくやりたいことをやった監督の
暴れん坊エピソードの数々を聞いていると
面白さが1.2倍になるので、詳しいひとに教えてもらいながら、
みんなでキャッキャと鑑賞するのにとても向いているアニメだと思います。
しかし口コミで広がって、製作費の10倍?とか利益が出て本当に良かった。










2016.09.19 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





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