「劇場版ムーミン
   南の海で楽しいバカンス」









公開時、私の周囲で見に行った人は皆
「変な映画だった……」と言っていたので、劇場へは行きませんでした。
見てみたら、うん、変わった映画でした。
日本製のアニメとは違って原作の彼等は
万人に好かれる性格とは言い難いキャラクターたちなのですが、
そこのところをさらに加速させた感じ。
色味はトーベ・ヤンソンさんやラルス・ヤンソンさんのカラーとはまた違った、
でも落ち着いた感じでした。
製作はフィンランドとフランス。
意外にもフィンランドでは初アニメーション化らしい。

ムーミン一家とお客様一同が、南の島の高級ホテルで滞在する話。
料金が発生するとは知らず、好意で泊まらせてもらっていると思っている一家と、
リゾートに来ている富豪や貴族たちとの交流がユーモラス。

内容ばれ

イライラするとスノークのおじょうさんに当たり散らすムーミン、
そんなおじょうさんにモーションをかけるセレブが現れると
嫉妬心まるだしで決闘を申し込むムーミン、
セレブな男性に夢中になってムーミンを冷たくあしらうおじょうさん、
自分を巡って争う2人の男性にうっとりするおじょうさん、
かつての冒険譚を貴族に語るのに夢中で、
落ち込んだムーミンを見てもシカトを決め込むムーミンパパ…。
この映画は子供になにを学ばせようとしているのか…。
(いや、特になにも学ばせるつもりはないかも)

そして猫しか好きになれない犬から悩み相談をされたムーミンママは
骨でそこらへんの犬を買収して、猫のペインティングを施し、
2匹を仲良くさせます。(両方オス)
ペイントが取れても2匹の友情は変わらなかった。
(たぶん……)
含蓄があるようなないような不思議なエピソードです。








2016.09.14 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





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