「インシディアス 序章」








邦題では序章となっていますが、
インシディアスシリーズの3作目です。
時系列では1番最初。

夫を失い、交霊中に人間でないものに
「お前を殺す」と脅されて、能力を封印していたエリーズは
見知らぬ女学生の訪問を受ける。
彼女は母親を亡くしたばかりで、母との交信を望んでいた。
同情心で女学生の母親を呼び出そうとしたエリーズだが、
女学生に憑りついた恐ろしい悪霊の存在に気付く…というあらすじ。

怖さは松竹梅で言えば梅なんですが、でも愛情がテーマで、
家族愛、夫婦愛、隣人愛がそれぞれ描かれます。
あとエリーズの復活。これは熱かった。

内容ばれ
スペックスとタッカーが出てきて、ワー!ってなりました。
この作品でエリーズが2人をナンパして、チーム結成するのです。
基本的に3人ともいい人なので、初老の姉御、メガネ、太っちょの、
このゴーストバスターズトリオも楽しいなあ…という感じ。

「でも今日じゃない」っていうセリフ、私が聞いたのは
ロード・オブ・ザ・リングとバトルシップに続いて3本目ですが、
配偶者を失ってたった1人になったエリーズが、
孤独の中で果敢に宣言する今作もグッときましたね。
覚醒エリーズがめっちゃ強くて笑いが出る程でした。

ところでこの映画、全国で1館だけ、しかも1週間限定の公開という
シリーズでは一番粗末な扱いだったので、
日本向きではないと配給会社が判断する理由が
何かあったんだろうと思ってましたが、
見てもそこのところよく分からず…。
強いて言えばジェームズ・ワンが一切製作に関わってないから…?










2016.09.04 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





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