「ターザン:REBORN」








監督はハリポタ5、6、7(上下)を監督なさった、
デヴィッド・イェーツさん。
今回の映画では、ジャングルでゴリラに育てられたターザンが、
ジェーンと結婚して英国の実家に帰還し、
英国貴族となって生活を送っているところからお話がスタートします。
しかし政府からコンゴ視察の依頼、
そして同時にサミュエル・L・ジャクソン演じる博士から
ベルギー王が現地を植民地化し、住民を奴隷にしているという情報が舞い込み、
彼は帰郷を決意する、というあらすじ。
そこにムボロンゴ族との因縁が絡んできます。

現在のターザンの話に、過去のゴリラに拾われて成長し
やがてジェーンと出会って…という
メジャーなターザンの話が回想シーンとして時々挿入されます。
回想シーンが多すぎて、
ちょっとテンポが悪いかな…?って気がしないでもなかった。

クリストフ・ヴァルツさんが悪役をされるので見に行きました。
今回はちょっと掴みどころがない感じ。
蜘蛛の糸でできた十字架のネックレスが武器というのは面白かったです。

主役のターザンはアレクサンダー・スカルスガルドさんが演じますが
194センチの長身に整ったお顔で、ターザンそのもの。
この人のお父さんは「マイティ・ソー」の全裸も記憶に新しい
セルヴィグ博士を演じたステラン・スカルスガルドさんですね。
それにしてもハリウッドの巨人化が進みます。
170センチ代はもはや完全に小柄の範疇…。

当時のベルギー王の非道なふるまいと、
サミュエル・L・ジャクソンが演じた人物が
コンゴに視察に行ったのは史実なのですね。
ちょっと「闇の奥」を思い出します。

内容ばれ
あのネックレス、神父に買ってもらったと彼が言った時、
ヒロインが意味ありげに「親密なのね」ってコメントしたのは
意味があるのかそれとも私がセンサーを尖らせすぎなのか(笑)。
そういえば、気絶したターザンの美しさに、
思わずキスをするという演技プランもあったという
ヴァルツさんのインタビューも読みました。











2016.08.01 サイトに掲載

2016.12.30 再掲載





戻る