「ザ・ウォーク」 ワールド・トレード・センターに綱を張って、 ゲリラ的に綱渡りのパフォーマンスを披露し、注目を集めたアーティスト フィリップ・プティさんの計画と実行を追った映画です。 施工中のビルに様々な身分を装って潜入し、 犯行の仲間を集め、計画し、決行する、 その過程は、犯罪もの映画のようにアクシデントの連続で ハラハラします。 そして高さの表現がすごい。 私は高いところが好きで、 バンジージャンプや直下型ジェットコースタも大好きですが、 それでもヒェェェ…高い…って思ったので、 高所恐怖症の人はやめておいたほうがいいかもしれません。 あと私は2Dで見ましたが、3Dの出来がとてもよいとのこと。 プティさんの協力者の皆さんがとてもかわいい。 とくに数学教師の人が滅茶苦茶かわいい。 プティさんが綱渡りをスタートしたときに 興奮しすぎて後ろで踊っているんですが、 綱渡りするジョセフ・ゴードン・レヴィットよりも 彼のその変なダンスに注目せざるを得ないほどかわいい。 ちなみにJGLの綱渡りは、 プティさん御本人がアクションコーディネーターをされたようです。 ドキュメンタリー映画「マン・オン・ワイヤー」を見た時は、 名声を得たプティさんが新しい取り巻きにチヤホヤされ、 有頂天になり、かつての仲間をないがしろにしたせいで彼等は離れていった… みたいな終盤にしょんぼりしましたが、 こちらはそこまで現実に忠実じゃないので、夢があってよろしいです。 2016.02.02 サイトに掲載 2016.12.30 再掲載 戻る |