「グリーン・インフェルノ」 久しぶりに血とか肉とかビャーって出る映画を見ました。 ホラー映画です。平気な人以外にはおすすめしません。 でも何のかんのいってシネコンで上映してるので、上品な方だと思います。 国連の顧問弁護士を父に持つ主人公の女子大生は ペルーの森林開発によって滅亡しかかっている部族を救う人道的活動に 参加しないかと持ちかけられる。 それは武装した現地の私設兵団に対して 携帯カメラとSNSを使って抵抗する、過激なものだった。 運動は成功を収めるが、帰路についた彼等の飛行機がトラブルに見舞われ墜落する。 事故を生き延びた彼等を捕えたのは、彼等が保護しようとした部族。 その部族は人間を食うという風習を持っていた。というあらすじ。 「火星の人」が登場人物全員頭のよい、モラルの高いひとなのに対して、 こちらは逆に、登場人物全員あまり頭がよくはない、または モラルがあまり高くない、もしくはドクズです。 ドクズは本当にすごいドクズで、最低オブ最低なので、 よし次こそはドクズが死ぬのか?次か?まだか?という感じでどきどきします。 イーライ・ロス監督。「むかつく学級会の正義戦士が食われたらスッキリするよね!」 という主旨で撮られた模様。 内容ばれ(グロ描写あり注意) ドクズがどんなに凄いかって、追い詰められた仲間の女性が自殺したら、 皆の前で白昼堂々自慰を始めるくらいのドクズ。 あと定番の自分が助かるために仲間を積極的に犠牲にしていくとかもありますが 自慰のインパクトの前には霞む。 いやこれは?ドクズというか?サイコパス?なのかも? 四肢切断(食べる)、眼球抉りだし(食べる)、舌切断(食べる)、首切断、 部族による食人、白人による食人、女性の脱糞(物は映りません)、 強制女子割礼(寸止め)など、特殊性癖の人にとっては宝物のような映画です。 そういえば男性器もばっちり映ってたけど、根本3分の1くらいならいいのかな? (だったらなぜ「ぼくのエリ」のオチ部分のあれにモザイクを掛けたのだ…) EDの途中で、次回への前振りみたいなシーンが一瞬あります。 過激なので老若男女向けではないと昨年書いた 「キングスマン」や「マッドマックス」ですが、 この映画と比べると、映してはいけないものは全然映ってない事が分かる。 逆に考えると、やばいものを映さずに あそこまで過激な感じを醸し出しているのがすごいなと思います。 2016.01.10 サイトに掲載 2016.12.30 再掲載 戻る |