「ゾンビランド」








評価が高かった映画なので、わくわくして見ました。 そしてやっぱり面白かった。 ちょっとメタ入ったゾンビもの。 いつもの定番の過程を経てゾンビだらけになったアメリカで、 元引きこもりの主人公は 「ゾンビの世界で生き残るための32のルール」を守って しぶとく生き残っていた。 ある程度以上そのジャンルについて詳しくないと作れないけど、 高い確率で面白いですね、メタものは。 「必ず二度撃ち」「後部座席を確認」「退路を確保」とか 32の教訓はゾンビ世界においてマジ役立ちそうです。 メタものにつきもののブラックジョークもばっちりで、 スーパーマーケットのゾンビがデブばかりとかきついわー。 有酸素運動しなくちゃ! でもこの映画、実はゾンビは重要じゃなくて ロードムービー、バディもの、青春ものの要素が強いです。 途中で仲間になった3人と一緒に 交替で運転しながら夜中に車を走らせるところとかすごく良かった。 会話の内容とか、うしろの2人はくっついて寝てたりとか。 相手の変わったところを許容したり、 好物を覚えたり、過去の話を知ったり、 そういう過程が互いに楽しいと思えたときは 必ずその相手と仲良くなれますよね。 変わり者のタラハシーがともかく面白い役で、 彼の大大大好物「トゥインキ−」がどんなお菓子か 気になって調べてしまったよ…。 (写真を見て、現物ではなく類似品なら食べたことあると思った) 中の人も個性派俳優っぽい。 ↑それにしてもお父様が殺し屋っていうプロフィールはすごい…。






2011.09.06 サイトに掲載

2015.12.30 再掲載





戻る