「テッド2」








前作は何だかんだで製作費の10倍を稼ぎ出した、
コメディ映画の超新星の続編です。

主人公は前作の彼女とスピード離婚、
テッドはといえば、小さな意見の相違から妻と険悪な雰囲気です。
ある日、職場の同僚から「子供を作ればいい」とアドバイスを受けたテッドは、
まず理想の精子の提供を受けようと奔走します。
しかしこれが思わぬトラブルを呼び寄せ……というあらすじ。
1作目より特別ゲストは豪華に、話はさらに大きくなりました。
下品度は同じくらい。私は1作目の方が好きかな。

内容ばれ(下品注意)

何を検索しても「もしかして:ブラックコック」と誘導してくるグーグルと、
新シリーズのスーパー・マンがジョナ・ヒルなのと、
ジュラシックパークのところでちょっと笑った。「私を家に連れて帰って」も。
最高だったのはリーアム・ニーソン。

コミコンのシーン、後ろにいるコスプレの皆さんが気になって気になって
話に集中できませんでした(笑)
MCUのキャラクターがいないなんてそんなのおかしい!って思ってましたが
最後のほうでキャプテン・アメリカとソーを見つけた。
悟空やターディスやSW、スタトレ、知ってるけど何だっけ…!みたいな人、
あのシーンはスローで見たかった。

モーガン・フリーマンはすごくいい仕事してました。
ラスト、彼の演技力だけで映画がぐぐっと真面目に、感動路線に傾いた。
意識のある無機物が人間かどうかを裁判で争うって、
それだけで2時間引っ張れるねたなので、ちょっと勿体ないけど。
(しかし自己認識と複合感情と共感能力が人間の条件とすると、
現在人間とされているうちの何割かが人間じゃなくなる気がする!)

オープニングがすごく豪華だったので、予算が3倍くらいになったか?
と思ったけど、別にそうでもなかった。
しかし特別出演の方々のギャラだけでも相当増えたと思うんだけど…。

合わなかった点

下品・差別的・不謹慎なのはこの人の芸だから…と思うし、
コミコンで通りすがりのオタク達に酷い嫌がらせをするのは制裁があったからいいです。
ですが、あの、夜にビルの屋上からランニングしている人にリンゴをぶつける遊び、
あれはなんか20年くらい昔の、顔にパイをぶつけるバラエティ番組のノリで、
感性が古すぎて、ちょっと引きます。
(笑わせたいなら、走ってたのがたまたまプロ野球選手で、たまたま持っていたバットで打ち返されて
顔面にヒットして主人公の前歯が折れる、後続のランナーもなぜか全員スポーツ選手、くらいまでやらないと)
古いと言えばゲイをギャグとして扱うのも、そろそろ耐用年数限界だ。

マリファナ吸って公道を車で蛇行して事故るシーンは無駄に長くて、
この人達はここで死んだ方が、他人を殺めずに済んでいいのでは…って思った。

あとあらゆる属性の人をおちょくるんだけども、
中年ヘテロ男性のみっともない所は笑いものにしないっていうのは今回特に気になった。
それどころか主人公が美人OLの彼女と別れたら、20代美人弁護士が好きになってくれて付き合うよ!
他の女性も主人公に片想いしてるよ!っていうのはドリ臭キツくて合わない…。
(このキツさの原因は、マーク・ウォールバーグが実年齢40代半ばで、アラサーに見えないのと、
主人公がマリファナが趣味のとりえのない中年なのと、「元妻は僕に無理難題を…」って
うじうじ悪口を言っていたのも大きい。元カノのひとそんな性格じゃなかったし…)









2015.09.02 サイトに掲載

2015.12.30 再掲載





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