「96時間」 バリバリのハリウッド映画な気がしてましたが意外やフランス映画。 監督ピエール・モレル・脚本リュック・ベッソン ロバート・マーク・ケイメン 離婚して1人暮らしの主人公の生きがいは、 離れて暮らす愛娘と時々会うことだった。 彼の元妻は現在大富豪と再婚して、娘と共に幸せに暮らしている。 しかし友達と2人、初めての海外旅行に出た愛娘は、 女性旅行者を誘拐して薬漬けにして売却する、 アルバニアの人身売買組織に拉致されてしまう。 それを知った主人公は、傷害や殺人、手段を問わない追跡を開始する。 実は主人公はCIAの元工作員だった。というあらすじ。 シリーズが幾つか作られる映画の1作目は必ず面白いの法則で、面白かったです。 リーアム父さんが、躊躇とか葛藤とか全然なく、 どんどん撃ったり拷問したりしていくのがいっそ爽快です。 リーアム父さんは有能で、判断が早くて、サクサク行動します。 ニヒリズムとかそういう余計な溜めの時間は全然ない。 娘が助かれば後はどうでもいいという、シンプルな話です。 ただ、中年男のドリっぽいというか、 ラストとかも、お父さんが格好良すぎて、 これ本体はアル中かなにかで死にかけていて、 最後に見ている願望の幻覚と違うのか?大丈夫?と ちょっと心配になる感じでした。 (大丈夫!続編に続いてるから!) 2015.08.11 サイトに掲載 2015.12.30 再掲載 戻る |