「バトルヒート」








(原題:SKIN TRADE )

ドルフ・ラングレンとトニー・ジャーが共演するという事で見に行ってきました。
ドルフ・ラングレンは身長198センチ、空手家でもあり、
トニー・ジャーは身長172センチ、元スタントマンでムエタイを習得しています。
人身売買組織と戦う内容との事だったので、タイの刑事のトニーがアメリカにやってきて、
刑事のラングレンとデコボココンビを組み、
最初は反目しながらも徐々に互いを認めて云々…って話だと思ってたらちょっと違った。
96分しかない映画なのに、60分経過しても
トニーはラングレンのことをぶっ殺す勢いで憎んでいて、
収拾がつくのかどうなのかハラハラした。
ドルフ・ラングレンかトニー・ジャーのファンは必見。
(でもアクションのできる俳優さんを撮る場合は、もうちょっとカメラを引いてほしいと思いました)

内容ばれ

主人公が怒って戦う理由のために女が死んで、
主人公に尽くす癒し系の女が捕まって人質になって、
主人公に救出されて感謝するたくさんの女が出てきて、
もう女おおいそがし!
主人公のキャラクター設計の為にどんだけ大人数消費するの効率悪い。
性搾取を表現する場面はあきらかにサービスシーンだし、
このへん本当アジアは遅れてると思う。もちろん日本も。
(アメリカ・カナダ・タイ3か国共同の映画で、監督はタイの人)
主人公は自分のために戦ってください。象のためとかでもいいですけど。

ロン・パールマン演じるマフィアのラスボスが印象強かった。
3人の息子に家業を手伝わせているけど、
気性がマフィアに向いてない末っ子のこともちゃんと愛していて
血族至上主義なのかな?と思ったら
妾に産ませた息子は、特に落ち度がないのになぜか殺したりして、
よく分からない。
逃げた孫たちは、敵の顔を覚えて復讐しろって言われてたけど
続編に出てくるのかな?
というかドルフ・ラングレンの旅は続く!って終わり方だったけど続くのかな?

黒人の刑事さんですごく蹴りの綺麗な人がいて、
格闘の人かな?と思ったら黒帯持ちの俳優さんでした。
マイケル・J・ホワイトさん。MCUとか派生ドラマとかに出演されたらいいのに!








2015.08.03 サイトに掲載

2015.12.30 再掲載





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