「天使の処刑人 バイオレット&デイジー」 ジェフリー・フレッチャー監督 ニューヨークに住む10代の美少女殺し屋 バイオレットとデイジーの1日を描いた個性的な映画です。 ドレス代ほしさに殺しを請け負うような、ライトな殺し屋ですが、 でも一応死体を山積みにしたり、流血表現もあるにはある。 でもバイオレットとデイジーは標的の家に忍び込んでうたた寝しちゃったり、 標的にクッキー貰っちゃったり、銃を撃つとき目を瞑っちゃったりする。 へんてこなガールズムービーです。 サスペンス要素とか、キレキレ暴力表現とかを期待すると 円盤を空手チョップで叩き割る羽目になると思います。 でもなんというか監督の、 「美少女が修道女のコスプレして、チューインガム膨らませて、 銃を撃ったりするのがいいの!!!!!! かといってマッチョな女とかは嫌なの!!! リアルな同性愛じゃなくて、かわいくウフフしてて それでちょっと前の相棒に嫉妬とかするくらいがいいの!!!!」 っていう妙なこだわりを感じました。 監督と趣味の合う人にはおすすめです。 シアーシャ・ローナンは天女のような美しさ。 でも出演作品はもうちょっと吟味なさった方がいいですよ…。 2015.07.30 サイトに掲載 2015.12.30 再掲載 戻る |