「ターミネーター 新起動/ジェニシス」 えっと実質ターミネーター5です。 話の内容としては1の、人類根絶をもくろむスカイネットが、 人類側の救世主ジョン・コナーに追い詰められ、 起死回生の手段としてジョン・コナーを産む前の 無力な母親サラ・コナーを殺そうと、 最新テクノロジーによって、殺人ロボットターミネーターを 1984年へ転送するが、 人類側も志願者がサラ・コナーを守るためにタイムリープするという 1と同じ始まり。 しかしごく普通のウェイトレスであった筈のサラ・コナーは 戦闘技術とサバイバル技術に長けた女戦士となっており、 ターミネーターを瞬殺する。一体何があったのか?という始まり。 私は全映画ベスト3の中に「ターミネーター2」を入れちゃうくらい 2が好きですが(このベスト3は更新しないシステムですけどね…) 3、4と見てきて毎回「うん…」ってお地蔵様みたいな顔になってましたが 今回とうとうシュワちゃんが出てきて、 何というかやっぱりシュワちゃんは華があるなーと思いました。 過去ネタ多いので、ファンは必見。 ファンじゃない人は、うーん、1と2くらいは見ておかないと話が分からないかも。 内容ばれ えっと今回のタイムリープにより1〜4までの内容がすべて書き換わった。 2もなかった事になるのは痛いけど、小ネタが嬉しかったので許す。 (やっぱり審判の日と言えばスプリング遊具だよね!) 1からずっと見てきて、大切な人が自分の為に死んで死んで死んで死に続けるのを ただ見ているしかないジョン・コナーが発狂しないのが不思議だったので、 今回「うん、そうだよね」という気がすごくした。 しかもスカイネット擬人化ですよ!カップリングするなというほうが無理だよこれ! どうしても、何を何回やっても勝てないジョン・コナーを、 とうとう屈服させると同時に、皮肉なことに彼の精神を救ってるんですよ。 贅沢をいうなら、ジョン・コナーはクリスチャン・ベールで見たかったです。 鉄の意志、鋼の自己抑制と自己犠牲精神、神の如き悟りの境地にいる男の闇堕ち…。 老いたT−800と美少女(中のひとは普通に大人だけど)サラ・コナーの 疑似親子関係かわいかった。 サラがめっちゃ強くなっていて、むしろカイルを守れるくらいなのは 今風だなーって思った。 カイルがサラよりもむしろジョンを愛してるっぽいのも今風…。 あ、そうそうイ・ビョンホンはあまり活躍しないので ファンの人はがっかりしないように。 「おじさん」を送ったのは誰かとか微妙に謎が残ります。 どうやら続編があるっぽい。 でも今回で終わっておいた方が綺麗だった気もしますよ。 監督のアラン・テイラーさんはドラマ畑から来た人なのですね。 エンドロール後に1シーンあります。 (続きまっせーというシーンが…) 2015.07.15 サイトに掲載 2015.12.30 再掲載 戻る |