「ブラックハット」








マイケル・マン監督。
香港の原子力発電所の制御装置がハッキングを受け、
中性子放射が始まる大惨事となる。
犯人を調査するべく、犯罪行為で収監中の
天才プログラマーが招聘される。というあらすじ。

残念ながらいまひとつ…。
1シーン1シーンが不必要なまでに長くて、
人物の行動や台詞にインパクトがないです。
もうちょっと切って100分ほどに編集して、
イベントを1つ減らしてキャラクターのために充てれば…。
学生時代に書いたRemote Administration Toolのプログラムを悪用された2人が、
今は犯罪者のハッカーと軍人として再会し、共にサイバーテロリストを追うとか
萌え的な設定はよかったんですけどね…。
天才ハッカー、クリス・ヘムズワースはなぜかムッキムキで、
部屋で手持無沙汰になると筋トレしちゃう子です。

おちばれ…?

結局原子力発電所のハッキングは
錫の発掘工場を破壊して相場で儲けるための予行演習だったんですけど、
いやいや、それどう考えてもおかしいやろ!?と思いました。
世界規模でマークされて一生追いかけ回されるよ?

あと企業も公的機関もファンタジー並みにセキュリティ甘すぎ。
あと天才ハッカーは物理戦闘力高すぎ。









2015.05.10 サイトに掲載

2015.12.30 再掲載





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