「ラブリー・モリー」








「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」のエドゥアルド・サンチェス監督作品。
幸せいっぱいの新婚夫妻が、妻の実家の古い家屋に引っ越してきて、
やがてそこで不気味な現象が起こり始めるというホラーです。
2通りに解釈できるようになっていて、
でもその演出は、ホラーとして一長一短だなと思いました。
お色気シーン多め。

オチばれ

過去に、自分の娘2人を性的に虐待していた邪悪な父親の霊が
娘に憑りついて恐ろしい行いをさせたという解釈と、
過去に父親から虐待を受けた場所へ帰ってきた新妻が、
夫の浮気を知り、薬におぼれ正気を失っていったという解釈ができます。

しかし全ての事象に対して説明がされず、
匂わせるだけに終始するので、もやもやします。
「パラノーマル・アクティビティ」の前だったら
もうちょっと衝撃的だったと思う。

病院に行こう→保険に入ってない→車を担保に入れたらなんとかなる
という会話の方が心霊現象より怖かった。









2015.03.29 サイトに掲載

2015.12.30 再掲載





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