「昭和残侠伝 死んで貰います」 三島由紀夫に 「胸がしめつけられてくる。キューッとなってくるんだ」 と言わしめたと知って鑑賞しました。 昨年からずっとレンタル屋さんで待ってたのですが、 おそらく健さんを偲んで借りている人が多かったのでしょう、 いつ行ってもレンタル中だった。 老舗料亭の長子として生まれた健さんは、 しかし実母亡き後、嫁いできた継母に気兼ねをして家を出て無法者となってしまう。 過去に料亭の当主に拾われ更生して、恩義を感じている板前の風間はなんとか健さんを 実家に戻そうと心を配る。 料亭は義妹とその夫が継いだが、やがて義妹は亡くなり、 入り婿は相場で失敗し、料亭の権利書を狙うやくざに金を借りていた…。 板前の風間さんと健さんのカプ萌えですね分かります。 風間さんにとっては健さんは恩人の息子さんだし、 健さんにとって風間さんは自分の去ったあと家を守ってくれていた尊敬する先輩だしで、 お互いに遠慮があるのがいいです。 あと健さんが若いので肩や腰がほそい。 もろ肌脱いだ時に思ったが、若い頃の健さんは三島先生にちょっと似ている。 内容ばれ 手を握るシーンと、頭を抱くシーンがあります。 (さっくり) 「新しき世界」和製プロトタイプという感じ。 討ち入り開始時点で残り時間6分で どうするんだろう…と思ったら、ちゃんと収まった。 スタッフロールが短い。 2015.02.03 サイトに掲載 2015.12.30 再掲載 戻る |