「僕らのミライへ逆回転」 レンタルビデオ店員のサムは、尊敬する店長に旅行中の留守を任され 大いに張り切るが、友人のジェリーのトラブルに巻き込まれ、 店のビデオは強力な磁気のせいで全部消えてしまう。 2人は知恵を絞り、客が借りようとした映画を 自分たちでリメイクしてレンタルする、というあらすじ。 ゆるい笑い+だめ男友情もの+手作り感+懐かし系映画 この4つが好きな方にはたまらない映画だと思います。 「ゴーストバスターズ」「スーツ2」を始めとして 「2001年宇宙の旅」「タクシードライバー」 「ライオンキング」「キャリー」 様々な名作を、男2人が、 欽ちゃんの仮装大賞ノリで工夫を凝らして 素人リメイクしていきます。 ゴンドリー監督は本当にハンドクラフトの鬼だなあ!ってしみじみ思います。 車のシーンを、実物大のパネルを人力で動かして表現しようとか思わないよ普通…。 そして監督自らが最後で解説してくれていましたが(特集企画だったので) あのワンカット長回しで次々に色んな映画が展開していくシーンは 役者さんがカメラに合わせて次のセットへとどんどん走っていかなくてはならない 大変な撮影だったそうです。 今から考えると「グリーン・ホーネット」をこの人が撮ったというのが嘘みたいだし、 たぶんあの作品で監督が一番楽しかったのは カトーの作ったカプチーノマシンやガスガンだったんだろうな…と今になって気付きました。 2014.12.23 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |