「キャリー」







2013年版

1976年のパルマ版のリメイク。
1999年に「キャリー2」、2002年にもリメイクがあったようですが、
私はその2本を見ていないのでパルマ版→2013年版の順で鑑賞しました。
みんながスマホを使いこなしてキャリーの惨めな姿を写メって
WEBにアップしたりしているようなので、舞台は現代になっているようです。
しかし豚の入手も大変だけど、現代っ子が豚の首を切って血を抜けるだろうかとか、
いかに田舎とはいえ地域社会はあそこまでの虐待を放置するだろうかとか、
段々苦しくなってきているところはあるなと思いました。
(原作は1974年発行)

クロエ・グレース・モレッツさんが主役です。
もうね、彼女がどんなに頑張って演じても
宗教的狂人の母親に虐待されて育った娘には見えないんです。
愛されて育った華があるというか、場の中心オーラが出ているというか。
あと可愛すぎる!イジメっこの女子たちがなんだか惨めに見えます。
プロムのドレスを着る前から充分美人です。

というかオリジナル版のシシー・スペイセクさんが
ああ、これはいじめられる…虐待されて育った…
着飾っても少し不自然だけど、笑ったらかわいい…(女優さん本人は勿論美人です)
という加減が絶妙でしたね。あといかにも超能力ありそう。
(リンクは血まみれの写真だらけなのでご注意)

でもこの映画の企画自体、
クロエ・グレース・モレッツさん主演映画を撮る、
というのが先にあったんじゃないかと思うんです。
だとしたら可愛いし、シャワーシーンもあるし、
ちょっとだけ青春映画といえなくもないし、
これはこれで正解かなという気もします。

しかし日本にプロムの習慣がなくてよかったですよ本当。









2014.11.17 サイトに掲載

2014.12.27 再掲載





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