「小野寺の弟・小野寺の姉」 西田征史さんの舞台劇を元にした、同じく西田さんの初監督映画です。 中学生の頃に両親を亡くして、以来2人で暮らす変わり者の姉と弟の話。 僕がこれまでに姉を殺したいと思った事が人生で3度ある というような弟の独白から始まります。 じわじわくるエピソードを淡々と重ねる系。 箇条書き内容ばれ ・舞台劇→小説→映画みたいなんだけど、 遊園地のシーンとかは舞台劇ではどうなってたんだろう。 ・西田さん作品に絵本が出てくると、蟹…という気がする。 ・疲れていても、ちゃんと野菜を食べて鰹節を削って いただきますを言って、食事は必ず汁物から食べる姉弟は、ぐうたらしているけど 躾けのきちんとしたお家で育ったんだなあという感じ。 ・ミッチーの役は、「イン・ザ・ヒーロー」の彼に比べたら 良い人で本人に全然悪気はないんだけど、 殴らねばならぬような気がしてくる不思議。 良い人だが女を見る目がねぇ。 ・小野寺弟の相手の人は、その女子力の高さに震えあがったが ところで犬どうするの?と思った。 ・元カノのひとも別に悪い人ではない。仕方ない。 ・ところでわたしは小野寺姉の5倍くらいひどい歯をしてますが (とくに腕の今一つな歯医者で入れてもらった差し歯が最悪で) まったく気にせず生きているので、気にした方がいいのか…?という気になった。 ・涙を抑え込んだけど、ワイルドストロベリーが咲いているのを見ちゃったらもうだめ というの何となく分かる。 お遊びとして、桂正和先生が一瞬出ておられます。 (私は見つけられなかった。片桐仁さんは分かった) ブルーローズの声優さんが小野寺姉のライバル役として出てきます。 2014.11.14 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |