「美女と野獣」 クリストフ・ガンズ監督 製作がフランスの会社なので、めっちゃフランステイストです。 あまりクリストフ・ガンズ監督らしさはない。 「青髭」と「秘密の花園」と「進撃の巨人」を適当に足した感じ…。 植物に浸食された廃城の美術は良かった。 ベルの父親の持つ商船が沈没して没落したうえ、 長男が博打か何かで多額の借金をこしらえるのですが、 なんだかそのパートがやたら長い。 金銭トラブルはどちらか片方でよくないか。 内容ばれ なんと野獣がバツイチです。 贅沢をいうならもう少し、あと20歳ほど若い人が良かった。 ヴァンサン・カッセル47歳やないですか。 いや、胸毛は大変ご立派ですよ…でも…。 あと野獣とベルがどこで惹かれあったのか全然わからない。 そして自分の過失で(忠告無視系)前妻を手にかけたにもかかわらず ベルに「俺を愛してくれるか?」と問うのは 随分ムシがいい話だなおい…と思わざるを得ない。 そこは頭を丸めて仏門に入るところではないのか。 フランスの森の神は優しいんだな。 ところで、庭をウロウロしていた巨人の皆さんは 王子のお友達だと思うんですが、 あの方たちは別になにも悪いことしてないんですけど 最後どうなったんでしょう。 2014.11.05 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |