「リアル〜完全なる首長竜の日〜」







少女漫画家である恋人が自殺未遂を起こして意識不明になった男性が
センシングという技術を使って彼女の意識下に侵入し、
彼女を目覚めさせようとするお話です。

原作は小説的な面白さのある作品でしたが、映画は映画で面白かったです。
やっぱり小説の面白さと、映画の面白さは全然違う。
原作の設定は姉と弟の話で主人公は姉でしたが、
映画は恋人同士の話で、主人公は男性です。
しかし佐藤健くんの謎の弟力(おとうとりょく)により、
異様な姉弟感が出てました。ちなみに彼女役は綾瀬はるかさん。

あまり重要でない脇役にオダギリジョーさん、 染谷将太さん、
中谷美紀さんと、ものすごく豪華です。

オチばれ

黒沢監督なので、ネガティブオチくるかな?と構えてたらハッピーエンドでした!
お仕事に徹しなさったのかも。

ところで漫画家の部屋から未発表原稿が出たとしても
それをゲットして無断で出版する権利は出版社にはないですよね?
現実じゃないとはいえ悲鳴あげた。








2014.10.16 サイトに掲載

2014.12.27 再掲載





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