「サカサマのパテマ」 「イヴの時間」(2010/08/20日記)の吉浦監督の長編アニメ。 かつて重力からエネルギーを抽出する科学実験中に大事故が起き、 巻き込まれた人間の大半は引力が反転して空に消えたという世界。 独裁者による管理社会に生きる少年の前に、サカサマになった少女が現れるというお話。 親方、空から女の子が!の天地逆版。 重力の方向の違う種族がいるので、常に誰かが天井に立っていて、 時々カメラの上下が切り替わったりしてそれが面白かった。 男の子とヒロインが手を取り合うと、 互いの体重分の重さがオフになって浮く事が出来るので、 そこを生かした浮遊シーンも新鮮でした。 おちばれ ラストのどんでん返し、概念としては分かったけど 略図を書けって言われたら書けなかったので(笑) (しばらく考えたので、いまは書ける) ミステリ小説の見取り図的なものが、おまけで付いていたら嬉しかったかも。 2014.08.31 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |