「NMB48 げいにん! THE MOVIE お笑い青春ガールズ!」 超有名お嬢様学校「私立なんば女学院」の お笑い部の部員たちは日々笑いの道に精進していた。 ある日女子高生限定のお笑いコンテストがあると知った彼女達は 参加を決意するが、謎の美少女が転校してきて……というあらすじ。 子供の頃の記憶とか、父親の話と絡めて あらすじは割と手堅い感じでまとまっているのですが、 お笑いのギャグ部分の台本を、 誰かプロに書いてもらうべきだったのでは…と思いました。 (お笑いが題材の小説の感想にも、むかし同じ事を書きましたが) 「可愛かったらお笑いやったらあかんの?」 っていう作中のセリフがあって、これについては深く考えさせられました。 お笑いの強豪校女子高生として芸人のアジアンさんが出てくるのですが 2人で立っているだけで、なんか面白そうというか… 何でしょう、理屈で説明できない(笑)でも美醜ではない気がする。 安野モヨコ先生がむかし著作で、 美しいものに常に精神を向けている人は美しくなり、 面白ことに精神を向けている人はオモロイ顔になる、 てきな事を書いておられましたが、それが近いような……。 お笑いの世界にも、格闘で言うところの殺気みたいな どうあってもお前を笑わせてやるぜ!っていうオーラが必要な気がする。 女の子たちは文句なしで可愛かったです。 たぶん日ごろから可愛いものに意識を集中しているからあんなに可愛いのでしょう。 2014.04.29 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |