「LIFE!」 ウォルターはLIFE誌の写真管理者。 母と妹を養いながら真面目に働いているが、 気が小さく空想癖があり、いまひとつ冴えないのだった。 ある日、LIFE出版部門が他社に買収されることになり、 雑誌はWEB展開が決定し、リストラが始まる。 最終号を飾る写真がLIFE誌を代表する写真家から送られてくるが、 そのネガから肝心の1枚が欠けていた。 ウォルターは前後に映っているものをヒントに 世界中を飛び回る写真家を探す旅に出る事を決意する。というあらすじ。 ウォルターが、声もかけられない女性相手に 自分がイケメンのヒーローになって惚れられたりする空想をしていて、 それでぼんやりと会社で立ち尽くして 同僚にクリップをぶつけられて笑われたり、 あ、なんかちょっと我が身が痛い感じがする(笑)と思いました。 地平線の彼方まで、なにも遮蔽物のない1本道! そこを自転車やスケボーや自分の足で疾走するウォルター。 風景の爽快感に加えて音楽が非常に良いです。 お話も説教臭くない程度に人の背中を押してくれる内容で、 気持ちが上がります。 1947年の映画、「虹を掴む男」のリメイクらしいのですが あらすじを読んだら内容全く違う! 元の映画の方は「モルダーあなた疲れているのよ…」という感じですよ。 内容ばれ 写真家の人がすごい存在感でしたね。 ユキヒョウのところよかった。 カメラに邪魔されたくないっていうの、ちょっとだけ分かります。 ウォルターのあれに微妙に傷ついて、 でも次の瞬間は気にしてなかった所も、 寿命が短くて感情が連続してない生物みたいでなんだか切ない。 しかしウォルターが旅の途中で一旦帰ってきちゃうところは 脚本上のあれやこれの都合でどうしても必要だったんだろうけど ぐんぐん飛んでいくような流れを中断しちゃって残念だった。 LIFEの最終号の表紙、実際はどうだったんだろうと思って検索したら 知恵袋に先輩がいらしてすぐに見られましたが 「…うん、まあ…」という表紙でした。 「髭が似合うのはダンブルドアだけだ!」というジョークは 急に来たので不覚にも受けた。 アメリカ人にとってのハリポタって何なのだ…。 そしてサルマンやガンダルフの立場は。 しかしこれ映画は良かったんですが、 予告を作った人が神すぎてハードル上がったよね…。 https://www.youtube.com/watch?v=kGWO2w0H2V8 2014.03.31 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |