「ホビット 竜に奪われた王国」







相変わらず安定の面白さでした。
原作には登場しないレゴラスがまさかの大活躍、
しかも若いだけあって気性の荒い黒歴史レゴラスです。
強すぎてむしろ笑いが漏れるエルフアクションも健在。
なんと恋愛ドラマもあります。
竜のスマウグの声はBBCシャーロックのひとなのですが、
ワトソン役のマーティンさんが演じるビルボが
延々とスマウグを誉めそやすシーンがあり、これもまた笑いを誘います。

内容ばれ箇条書き

・いや、本当、自分の鼻血を見てザアーっと血相が変わるところとか
 最高に好きです。レゴラス。
 「ゴミクズ以下の下等生物の分際で!高貴な!この俺に!血をォォ!」
 って荒木飛呂彦先生の絵で自然と浮かびました。
・指輪までの数十年で何があってあんなに達観したのか。
・レゴラスのお父さんもまた美形ですね。
 (中の人はオーランド君より若かったはず)
・樽乗りシーンは圧巻でしたね。カメラが寄って離れて、俯瞰、仰瞰、
 下から撮っている状態で上から斬られた首が落ちてくるところ
 ギャッて思いました。迫力あったー!
・Barrel riderは「樽にのる者」だった。
 樽にのるぞう…まあ緊張感を削ぎますからね。
 というかビルボさん、あなた樽に乗ってなかったじゃない。
・スマウグさんは微妙にあほのこでかわいかった。
 強すぎて、相手の作戦なんか警戒する必要がなかったせいで頭が退化したんですね。
 そして私たちがバスタブを好きなもの(お金・同人誌など)でいっぱいに埋めて、
 その中にもぐりたい〜とか言っているのを実践してお昼寝してたとか面白すぎる。
 黄金像を見た時の「ファッ!?」って顔が好きです。
 (私は黄金像が動いてぶん殴るのだと思ったが、それはパシフィック・リムだ…)
 火を吹こうとして冷却水をぶっかけられて出せなかったところ、
 なんだか出そうだったクシャミがなくなったみたいだった。
 というかスマウグのファイアブレスはどういう仕組みで出てるのか…。
・原作の最後のほうの展開で、現代の感覚からすると「!?」って思う所がないではないのですが、
 さすがPJ、うまく補完してきた。今回前振りがありましたが、
 なるほどその解釈なら納得できる。さすがPJだぜー!









2014.03.12 サイトに掲載

2014.12.27 再掲載





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