「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」 「キック・アス」の続編です。監督と脚本が変わりました。 前作で起こった自警団ブームで、市民は正義感に目覚め ヒーローに扮して街を守る者が増えていた。 ミンディは保護者となった父親の旧友から、 ヒーロー活動をやめるように申し渡され、 普通の学園生活を送ろうと努力をしていた。 そんな中、前作で父を殺されたレッド・ミストは 復讐を画策しており……という内容。 悪くはないと思うんですが、前作が完璧すぎた。 (どう違うかと言われるとすごく難しいけど…) (暴力表現への愛情と登場人物への愛情がやや足りない気がする) 内容ばれ ・この映画の最大のびっくりポイントは ジム・キャリーが出ていたことでした。エッ!どこに!?っていう。 ずっと出てた…覆面かぶってただけだった。 ・で、ジム・キャリーの犬はどうなったのか。 ・前作のレッド・ミストは可愛げがあったのに、 今回の彼はかわいくないよ…。 ・前作でも、原作だと実はビッグダディはもっとクズだったらしいので 私はあまり原作の話が(未読だけど)好みではないのだと思う。 ・マザーロシアすごかった。 これまでだと確実に巨漢の男性でハート様みたいなひとがやる役柄を ビキニアーマーの女性がやっていた。ボディビルダーのひとなのですね。 ・悪のアジトの建設が間に合わなくて男子トイレがまだ使えないとかは面白かった。 サメ飼ってみたけど、元気ないとか。(あのサメゴム製かなあ) ・アメリカンスクールの女子頂点はやっぱりチアなんだ! イケてない女の子を飼って、磨いて、鼻についたらいじめるってリアル…。 男子にデートに誘われたと思ったら実はそれは女子グループのいじめで、 男性もグルで、集団に笑われたあげく、夜の林に放置されて みんなは車で帰ってしまうとか、 幾ら腕っぷしが強くても、ヒットガールでも、 対抗できない暴力って、しょんぼりした…。(みんな「キャリー」読めよ) あとお義父さん全然人を見る目ねえ! ・だからといって電撃ノロウィルス棒の報復は、なんかちょっと違う気がする フルメイクのクロエさんは女神でしたが。だから前半地味だったんだな。 ・前作の死人は、ある程度覚悟をもってその業界にいる人ばかりだったので 今回の主人公父の死には「んー?」ってなった。 ・主人公の友達の発言のせいで、主人公のお父さん死んだんですが、 うやむやのうちにナカマー!わー!って終わって、ちょっと納得がいかなかった。 ・あと私はキック・アスとヒット・ガールの間にある感情は 強い友情と、師弟愛と、ちょっとの保護欲であってほしいので、 恋愛っぽくなるのはノーサンキュー。 クロエちゃん、すっかりお姉さんになったんですが 前作の小さなヒット・ガールを覚えているので 「おまわりさん!こいつです!」って言いたくなるのです。 ヒット・ガールが決め台詞を言うとやっぱり盛り上がりますね。 2014.02.24 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |