「TIGER&BUNNY-The Rising-」 金曜日の深夜の、最速上映会に参加してきたので、 せっかくだから1週間の諸々感想は明日に回して タイバニ感想を書きます。 真夜中の映画館が人でごった返していて、 椅子とか全然足らなくてみんな床に座っているのとか、 イベントだなあという感じで風情がありますね。 物販は「○○が品切れです」というアナウンスが続出し、 コンサートのようでした。 (キティとのコラボ商品狙いの人は、列形成前に会場入りしておいた方がよさそうです) (物販開始2時間前くらい?劇場にお問い合わせください) 色々な要素がぎゅうぎゅう詰めてある百数分でした。 桂先生の絵の再現度と、アクションがとりわけすごかった。 タイトルは「タイガー&バニー」だけども、 ヒーローたちみんなが主役なんだよ、という時間配分です。 まあ席を立つ人などいなかろうけども、 エンドロール後にも映像がありますのでご注意。 おちばれ ・今回は「自分は自分のままでいい」というメインテーマに こてつさんとネイサンをメインで絡めて、 (まさか今になってネイサンのセクシャリティの話を持ってくるとは思わなかった) それとバニーちゃんにとって復讐とは結局何だったのかを問うて、 更にバニーちゃんがこてつさん以外のネクストとコンビを組まされるという話を主筋に持ってきて 大忙しでした。 ・今回は離れて思い合うバディ、周囲が察するバディの絆という演出ゆえ、 ばにこてが一緒にいるシーンは少なめ。 ・ライアンが、なんというか態度でかいんですがそれだけの仕事はするし 口は悪いけど裏表はないしで案外好感度が高いやつでびっくりしました。 バニこてを推して爽やかに去って行った……。 ・しかし前半つらかった…とくに騙されてサインさせられて 式典でこてつさんが出てくると信じ切っていたところにライアンが出てきた時の バニちゃんの心境を思うと、2回目見るのをためらうくらいのつらさ。 こてつさんの落ちぶれ描写もそんなに丁寧にしなくてもいいんですよ!うん! ・それでも仕事をきちんとこなし、ポイントよりも人命救助を優先し、 後輩の失礼な言動も流すバニちゃんの成長にガチの涙出た。 ・ジャスティスデーの祭典楽しそうでした。 女神のフロートとか、微妙に恐くていかにも現実にありそうだった。 ・あの孤児院にあった絵本、超豪華装丁ですね。ほしい。 ・しかしよりによって蟹を使者にするとか女神…。そりゃ食べるよ…。 というかその蟹は喋れたの?シュールな伝説だ。 ・今回戦闘シーンにかなり力が入っていて、 3Dモデル演算で描かれたシーンは早くて目が追い切れなかったし、 ジャンプのようにアイディアの効いた能力バトルもあったりして見応えあった。 ・女子組の友情が良かった。女子会したくなります。ネイサンと友達になりたい!(笑) 「またそんな服着て!馬鹿ね!あんたは寸胴なんだからそんな服着ちゃだめ!私が選んであげる」 とか言われたい……。 過去の世界のネイサンが美少年すぎたし、内的世界の女性の体を持つネイサンが美しすぎた。 倒れているブルローズを庇うところのネイサンには不覚にもときめきました。 女の子らしさを強制されずにますます少年っぽくなっているドラゴンキッドはかわいかった。 そんなキッドと正反対のタイプのブルーローズが仲良しなのもまたかわゆし。 気合を入れるために髪をアップにするブルーローズと、 おじさんが去ったあとに毒づくローズに、寝たふりをしているキッドがくすっと笑うところ 特に良かった。 ・真犯人はふつう最初の段階で誰でも分かると思うんですが、 夜中で脳が寝ていたせいか、真実が明らかになった時まじでびっくりしました。 (昼型の人間が)夜中に何かすると碌な事ないというのは真実ですね。 ・ルナティックさんは尺が足りなくてちょっと登場インパクト弱めだった。 あと復讐の殺人を完全肯定していたのにちょっとびっくりした。 正しい復讐と逆恨みの違いは誰が判別するのだろう。 ・桂先生が声優初挑戦なさっている筈なのですが、どこかは分からなかった。 最後のタイガーさんカッコE−って言っている市民らしいのだけど。 ・乳首の作画、気合入ってましたね! ・最後の「タイガーさん素晴らC−」連呼は夢オチみたいなので、 風船の少年だけでいいよ?と思ったのとあと楓ちゃんのポエムは 恥ずかしくて顔を覆いたくなったので、多分あのあたりを執筆した西田さんは 48時間ほど寝てなかったんだ…と思っておきます。 ・初期の予告で見たシュテルンビルト崩壊絵とかは超嘘予告だった…。 見切り発車で描いたんだなあれ…。 2014.02.08 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |