「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」 時系列はアベンジャーズのあと、ロキが牢にぶち込まれて平和になったアスガルドが舞台です。 「エーテル」という力を求め、9つの世界をすべて闇に包もうとするダークエルフが敵です。 いまどき「世界を闇に」ってまた随分とクラシカルな…白塗り眉なし…ださい古い… って言いたくなる相手ですが、このシリーズのメインは兄弟のねじれた愛憎なのでな…。 敵は大雑把でもいいんですよ別に…。 今回、監督と脚本家が変わりました。 真面目なアクションのシーンに澄ました顔でギャグを挟んでくるのがなかなか良かった。 餡子にちょっと塩がきいてる感じ。あるいはカレーに福神漬けがついていてどんどん食べちゃう感じ。 ちょっとしたお遊びでキャーって声の出るシーンがあるので、 ねたばれを見ちゃう前にマーベル好きさんは劇場に急いだ方がいいですよ。 勿論いつものようにおまけがあります。エンドロールの途中と最後。 ラストばれ ・浅野さんは、あれリストラってことでいいんだろうか…。 ・このシリーズ、お色気を男性が担当し、女はファイターという感じですが、 あの、本当に全く1ミリも必要ないシーンでソーが神ヌード(上半身)を披露してくださって ありがとうございます!ごちそうさまです! あと、「アベンジャーズ」でも華麗に腹チラをしてくださったセルヴィグ博士が 今回はガチ全裸で画面狭しと大暴れです。(モザイク入った…) ・作者のスタン・リーは今回精神病院のシーンにいたらしい。私は見つけられず。 ・ソーのお母様のフリッガ様、のほうがラスボスよりも強かった…。 カプコンの格ゲキャラのような素早い剣さばきでした。 退場が残念です。でもああならないとロキの本気が出ないからなー。 ・あにうえが静かに指摘して、ロキが幻術を解くシーンがな…。 もう1の頃のあにうえの燃えるような怒りは失われちゃって、 諦めと悲しさだけがある状態で、ロキは自分の心に気付けない子で…。 (フリッガ様に「母ではない」って言う時の表情が良かった) これからも永久に擦れ違っていくのだろうな。 ロキの裸足の足が横幅が狭くて縦に長く、指もまた素晴らしく長いという 大変美しい足でした!ごちそうさまです! ・今回はお父さんが悪いと思いました。 ・あにうえと歩くロキ、明らかに一緒に歩くのが嬉しくて無自覚に舞い上がってますね… あにうえを女性(シフ)の姿にして自分は素の姿に戻るとか、ちょ…という感じ。 ・あにうえは相手の首の後ろをホールドする癖をそろそろやめよう…。 弟相手に…しかも首を押さえつつ親指でやさしく耳のあたりに触れてもう片方の手で口を塞ぐとか もうほんと無自覚スーパー攻様メソッド使うのやめよう。 ・あにうえが手を切り落とされて悶え苦しんで地に這いつくばって蹴られるシーンごちそ(略)。 ・コート掛けにムニョムニョをかけた!から始まって、戦闘中に地下鉄に乗ったり ガラスに叩きつけられて変顔を晒したり、ムニョムニョがソーを探して三千里したりと、 大変笑わせていただき楽しかったです。こういうラストバトルもいいものだ。 ・兄上にばれたらムジョルニアでお尻をサンダースマッシュされるから、 一生隠し通すんだよロキ…。 2014.02.02 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |