「スターダスト」 監督マシュー・ヴォーン 原作ニール・ゲイマン 空から落ちてきた星が美しい娘の姿になって人間の青年と出会い、 やがて王位継承争いに巻き込まれたり、 星の心臓を食べることによって命を永らえようとする魔女に命を狙われたり等の 冒険を繰り広げるファンタジー映画です。 ところで星を探しに来た青年は、人間の姿をした星を見つけるなり 銀の鎖で繋いでしまうのですが、何かを妄想しますね…。 や、でもルーピン先生は見知らぬ人を相手にそんな事をしないし、 むしろ「こんばんは」とだけ挨拶して去っていく先生の超スルーに対して シリウスが激おこプンプン丸になって付きまとうパターンですね。 星は嬉しいと体全体が輝くんですが、 しょんぼりすると輝きを失ってしまいます。これも想像すると面白すぎる。 空を飛んで雷を集める荒くれ空賊団がいて、 空を飛んだり、雷を貯蔵したりといったテクノロジーが出てきたのですが、 スチームパンク?ファンタジー?どっちなんでしょうね。 内容ばれ その空賊団を恐怖で支配するシェイクスピア船長は実は 仕事でマッチョを演じているけれど、本質は美しいものや文化的なものを愛し 女装もたしなむ気の優しい男(ゲイではないっぽい…?)です。 かなりいいキャラクターで、物語上でも重要な役割を果たすのですが、 原作にはいないと知りびっくりしました。 王位継承権を争う王子たちは、互いに殺しあってどんどん数が減っていくのですが、 殺された王子は半透明の霊になって 状況にツッコミを入れる役になるというのが大変シュールでした (ジャンプ漫画の観客席状態)。 最後まで頑張った王子がマーク・ストロング氏でしたが、 ロンゲだったので当然気付かず、スタッフロールで知りました。 途中、特訓シーンのダイジェストがあって、 マシュー・ヴォーン監督は特訓シーンが好きなんだなあ、と思いました。 2014.01.09 サイトに掲載 2014.12.27 再掲載 戻る |