「47RONIN」 キアヌ・リーブス主演、ハリウッド版忠臣蔵堂々の完成! 2010/12/22あたりからブツブツ言ってましたが、心配した通りの映画になったよ! オープニング早々赤穂の武士たちが怪獣と戦っているので、 どういう映画なのかはすぐに理解できました! おなじみのファンタジー日本。衣装や鎧は中華風、美術は無国籍風。 魔女とか竜とか出てくるヨ! まあ要するに指輪とかナルニアのような軍団がわーわー戦う系素材がほしくて 何でもよかった感じなのでしょう。 制作期間がやたら伸びて、予算が足りなくなって、プロデューサーが心を病んだとか 色々妙な噂も流れていました。でもともかく完成してよかった。 話はあんまり面白くない!(ズバッ)でもまあ笑って許せる面白くなさ。 前半ひたすらキアヌがいびられるので、そういう性質のひとにおすすめ! それからほのかに大石×キアヌだと考えられなくもない。 内容ばれ反転なし ・監督の人が切腹にロマンを感じているのか切腹シーンが妙に長かった。 そしてドリーム切腹なのでなんだか愉快だった。 (さすがに真田さんの切腹シーンは所作が綺麗なので緊迫感があったけども) ・あとやたら多用されるOJIGI。 何が悪いのかは分からないのですが丁稚風。 背中が曲がっているからか顔が上がっているからかまたは膝が曲がっているのか、 小僧寿しのイラストのようでした…(小僧寿しと言って今でも通じるのか知りませんが) ・しかしハリウッド映画で改めて見ると、 どんな国のどんな騎士団より軍隊より、 日本の武士道がダントツでSM度高いわ…と痛感します。 ・菊池凜子さんって悪役を演じると、 ちょっとヘレナ・ボナム・カーターみたいでした。 ・キョウリュウグレーさんが出ていた。掛け持ち大変だったろうね。 ・筆を持っているシーンを見て、キアヌが左利きって初めて気付いた。 ・大石と吉良による、戸板と日本刀を使っての「殿さま危機一髪!」 ・吉良の首を入れる袋が白のやや半スケ素材で、 ちょっとストッキング強盗みたいで笑いをこらえるのに難儀した。 2013.12.12 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |