「2ガンズ」






開始後30分くらいのねたばれをします。

キャッチコピー
「信じられるのは、汚れた金か?汚れた組織か?汚れた相棒か?」
とのことでしたが、ほかはともかく相棒は全然汚れていませんでした。
驚きの白さ!

チンピラとその舎弟コンビがメキシコの麻薬王と取引をして、
偽造パスポートと引き換えに麻薬を手に入れる契約でしたが
渡されたのは現金でした。
まあほかにも何だかんだ理由があって2人は銀行の貸金庫にある
麻薬王のお金を強奪しようと計画します。
しかし実はチンピラは麻薬取締局潜入捜査官、
そのあほの子の舎弟は海兵隊の下士官で、
互いにそのことを知らず、上の命令で動いています。
そのあたりがこの映画の肝。
あんまり細部を詰めてない、ゆるーいバディものなので
ゆるーく見るのがよいようです。

チンピラの冷酷さと舎弟の脳筋は演技か!中身は真面目!
と思わせておいて、中身も冷酷正義漢と脳筋正義漢な2人でした。
この監督はタランティーノが好きなのかな?
タランティーノ作品から頭のおかしなところを抜いたみたいな感じ。

内容ばれ

CIAが麻薬で儲けてたのなんか、たしかwikipediaにも載ってる話なのに
なにをそんなに驚くことがあるのか…西暦何年の話よこれ、と思いました。

あの黒幕のひとがお金を手に入れた後、
どうして迅速に行動せずもたもたしていたのかが謎でした。
お金をどうにかして即座に国外逃亡一択、
もしくはデンゼル・ワシントン殺害失敗の報告が入った時点で
国外逃亡一択だと思うんですけど。

2人の会話はなんか軽妙でよかったですね。
わんこの方は意外に鋭いし、おじいちゃんの方は自分で思ってるほど冷めてないし。

CIAが麻薬王を脅迫したときにアパッチの名前が出ましたが
主演つながりで「TED」ねたかな?ふふ。って思いました。










2013.11.17 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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