「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ[新編] 叛逆の物語」 どの魔法少女が好きだったかによって、かなり感想が変わるかもしれません。 キャラクタではなく、あの世界観と演出が好きだった人は大変に楽しめる映画です。 あの物語を愛していた人には、うーん、うーん、何て言ったらいいか難しいですが、 まあ覚悟して行くに越した事はないでしょう。 友達でも誰でも、親しいオタクの人と一緒に行ったほうがいいような気がします。 (終わったあと、色々話せるので) 細かい演出とか美術は、他のアニメから図抜けて優れてます。 どのシーンを見ても丁寧でセンス良く幻想的でうっとりします。何回でも見ていたい感じ。 ねたばれ 若いひとほどショックがでかい、と思う。 アニメ本編は最初から丁寧に伏線が張られ、それを綺麗に回収して閉じたからこその 爆発的ヒットだったのですが、 逆に売れてしまったが故に今後も継続して商売をせざるを得ず、 そうするためには完璧に閉じていた本編の結末を無理やりこじ開ける以外ないという、 なんだか捻じれちゃった状況。 そのための手段は限られていたと思いますが、最大限の努力を見せていただきました。 ・パンフが何かすごかった。友達に見せてもらったんですが 型抜きとか型押しとか。千円は安いと思う。 ・変身シーンはみんな踊りがモチーフになっていて、 そして最後は変容でしめくくられていた感じでしたが マミさんの、フィギュアスケートからの 背中を引き裂いてのメタモルフォーゼが一番好き。 ・ナイトメアを浄化する歌、魔女っぽくて可愛かった。 お茶受けの中にロシアケーキがあった!(ような) ・マミさんがしあわせそうだったのでヨカッタ。 ・さやかさんは別人のように落ち着いて、いい人だった。 一回魔女化するとすっきりするのかな。 ・というか杏子さんとのカプ押しがすごかった。 ・魔女はやっぱりデザインが格好いいですねー! 魔女の姿をプリントしたエコバッグのシリーズとかないものか。 あたらしい魔女、顔から何か白いものがぽろぽろ落ちているので 涙かな?と思ったら歯だった!えぐい! というか上顎から上がなくて彼岸花が咲いているという頭部がね…。 ・そして魔女同士の激突が見られるとは!ありがとうございます! 巨大ロボを呼べ!という感じ。 ・映画見た直後にそのまま飲みに行っちゃうのいいですよ。 なんかすっきりします。うふふ。 なんか2、3回おんなじこと言った気がする。 でもねー、魔法少女総入れ替えでもよかったんですよ? 円環システムの中でも起こり得る悲劇を書いてくれてもよかった。 2013.11.04 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |