「サイド・エフェクト」 ソダーバーグ監督の、映画作品としてはラストということで サヨナラ公演に行ってきました。 (11月にTV映画「恋するリベラーチェ」という作品が上映される予定で、 それで本当のファイナルだと教えて頂きましたが) 10年くらい充電して、気が向いたら何か撮ってみてほしい。 インサイダー取引の罪で収監されていた夫の刑期明けを迎えた妻は、 しかし鬱病の症状を示し、ある日自家用車の運転中に壁に衝突する事故を起こした。 診察をした精神科医は妻の状態に危機感を持ち、症状の改善のため投薬するが… という内容。 状況が2転、3転するサスペンスです。 しかしねたばれせずに言える感想があまりない。 内容ばれ 考えてみれば、ちゃんと伏線はあり、なるほどーという感じです。 しかし最後のあたり勧善懲悪に徹しようとするあまり 「えっそれって可能なの…?」っていう強引展開になってしまっている気がしなくもない。 ルーニー・マーラさんがすごくすごく巧かった。 (ハリウッド版のドラゴン・タトゥーのひとですよね) 鬱の演技といい、台所での黒ひげ危機一髪といい。あそこはビクッとしているひとが何人かいた。 アメリカでカウンセラーにかかると応援されるが、 イギリスでは病気扱いされる。というセリフがあって、へーと思いました。 どうしてそんな差が出たんでしょうね。 ジュード・ロウの前髪は、つまんで引っ張ったら髪全部がぺろっとめくれそうな あのヨーグルトの蓋のつまみ部分感がたまらなくて、ずっと見てしまう。 2013.09.18 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |