「ウルヴァリンSAMURAI」 X−MENスピンオフ作品です。ちょっと前、日本でロケがありました。 日本が舞台ですので、出てくる出てくる面白いニッポン。 ニンジャにサムライ、坊主にヤクザ、パチ屋にラブホに新幹線、 もう、なんか、ウヘヘヘーって変な笑いが漏れてくるので 休日の娯楽にお勧めです。 お話は半信半疑あっちこっちする、おつかいRPG状態で あまりきれいな脚本ではありませんが、監督が上手に締めている。 長崎に原爆が落とされた日、 捕虜として捕らえられていたウルヴァリンは日本兵のヤシダを助ける。 時は流れ、そのヤシダが老いて危篤に陥り、ウルヴァリンを呼び寄せて彼に告げる。 「かつて命を救われたお礼に、あなたを不老不死の運命から解き放ちたい」 おちばれ ・新幹線を使ったアクションが斬新でしたね。 あんな風になるんだ!?あと新幹線の屋根に匕首って刺さるんだ!? ・もうね、ウルヴァリンが風呂で2人の中年女性にデッキブラシでゴシゴシされて 悲鳴を上げるし、白いごはんに箸ぶっ刺して注意されちゃうし、浴衣着るしね、 バラエティか!っていうくらい企画を盛り込んできましたね。 新幹線のリクライニングはあんな大胆に倒しちゃいけません。めっ! ・福山市でロケをして、長崎ですよということにしたらしい。 ・日本でのパルクールは、変な萌え絵看板とかが映って心臓に悪い。 ・やくざのみなさんは日本語の発音がきれいでした。 「このガイジンがー」って律儀にガイジンガイジン言ってましたが 手の甲から明らかになんか金属伸びてるのに、分類「ガイジン」なんだ!? 化け物とかじゃなくて!? ・日本の男は成金か忍者かヤクザか金髪好きのスケベ、 日本の女はヤマトナデシコか戦士かキャラのたったオバチャン、 なんか露骨に贔屓してくださった感じ…。 ・毒使いが出てきたので、やっぱりマリコはフグ毒で死ぬんだ…!と思ったけど違った。 ・最初から最後まで、ジーンはごろごろ寝てばかりの人生。うらやましい。 ・日本の女性は骨格が華奢なので、ウルヴァリンと並ぶとやっぱりロリコ…いやなんでもないです。 ヤマトナデシコドリーム炸裂。 ・ユキオかっこいいよユキオ。予知のスキル持ちの日本刀使いで友情に厚い子。 ・それに引き替えジイと父はどうなのあれ…。あの世代の人は恩知らずをひどく恥じるから ジイは純然たる厚意で不死を奪い、シルバーサムライは真田さんの方がよかったんじゃないの? ・マツオ・ツラヤバは出てこなかった。 最後のサプライズばれ ・で、でたー!出るとは思ってなかったので心底驚いたー! あの演出、まさか2人で打ち合わせを…?と思うと変な笑いが漏れます。 普通に後ろからぽんぽんと肩を叩いて声掛けてあげなよ…。 (「X−MENファイナル ディシジョン」と 次回作「X−MENデイズ・オブ・フューチャー・パスト(原題)」を無理やり繋げてきた) しかし教授が歩けなくなった原因を弾丸が当たったせいという設定にするなら、 3であれになったから、もう歩けてもいいんじゃないかなと思う。 2013.09.17 サイトに掲載 2014.07.01 再掲載 戻る |