「ガッチャマン」






そういえば「デビルマン」「キャシャーン」を劇場で見ているので、
いっちょ3つ制覇してみるかと見に行ってみました。
噂では「デビルマン」を越えた!?などと言われていますが、
別に越えてはおらず、ふつうに失敗気味の日本の特撮映画です。

開始して15分くらいでもう恋バナが始まり、
回想シーンも恋バナ、敵の幹部まで恋バナを始め、
最終決戦までずっと恋バナだったので、
映画が終わるころにはもうすっかりデューク東郷のような鋭い目になっていました。

まんがスクール的に言うと
冒頭のアクションシーン(タイヤのCMが始まる前までの)と
根本のアイディアは良かったです。構成は普通。ただキャラクタ立てが壊滅的に駄目。

ややオチばれ

・あっ変態仮面の人だ。
・ギャラクターとベルクカッツェの設定がよかった。おもしろいアレンジ。
・それがなんであんな恋愛忍者隊になってしまうのか。
・最終決戦に行くのに、惚れたの腫れたの、あなたは狂ってるだの私は狂ってるだの意味が分からない。
 雰囲気を和まそうと冗談を言ったら「だまってろ」と言われる。最悪の職場。辞めたい。
・組織専属のカウンセラーを置かないからこういうことになるのよー。
・冒頭の同時上映アニメ「おはよう忍者隊ガッチャマン」は面白かった。テレビでちょっと見たことある。
 松坂桃李が出てた。「名前に桃が入ってる」「顔中産毛びっしりっぽい」とか いじられてた。
・アメコミ映画の快進撃にインスピレーションを得たとのことでしたが
 一連のマーベルやDCのリブート映画が古い設定をなんとかジャッキアップして
 格好いいシュッとしたヒーロー像を作り上げるためにどんだけ脚本的に高等な技術を惜しげもなく使っているか
 その凄さが分からなければ、同じレベルの作品を作った気になるかもしれないなー、とちょっと思いました。
 それは予算の差や、役者の差じゃないのです。
・「俺は一千万人を助けるために一人の命を犠牲にするという考え方を否定する」(=全員助ける)
 というセリフがありましたが、
 アイアンマン3で、言葉ではひとこともそんなこと言わないんですが
 社長がそれを体現しちゃうシーンがあるんですよ。すごいアイディアでした。
 あんなに良いお手本があるのに、なぜスローガンをペラペラお口で言っちゃうのか。
・「ISO」っていったら国際標準化機構だと思うんだけど、
 こんなところで名称使っちゃっていいのか。

エンディング後に1シーンあります。なんかある意味衝撃エンドなんですが
「へーそうですか…」くらいのテンションでした私は。
バンプの主題歌はとてもいいです。










2013.09.06 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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