「サイレントヒル: リベレーション3D」






サイレントヒル大好きッ子クリストフ・ガンズ監督が
別の映画で手が離せないので違う人が監督をやりました。
お話の基本はゲームの3です。
(ガンズ監督の一番好きな2は残っているから希望が持てる)

うーん、まあ普通のひとは見に行かない感じの映画なので、
三角さまとナースさんさえ押さえてあったらいいんじゃないかと思います。
血と錆の色をした裏世界の色彩も(テクスチャは使いまわせるのかな?)
前回に遜色ない美しさだったし……。
ちょっと原作にないラブロマンス要素とか遠慮がちに入ったりはしてるけども。
三角さまとナースさんの見せ方はよかったですよ。
重心を無視した動きが、パントマイムや舞踏のようでした。
あと映画オリジナルのマネキンモンスターもよかった。

内容ばれ

・マネキンモンスターは
 「マネキン」+「スプリットワーム」って言われてますが
 サイレントヒル ホームカミングの「アムニオン」に似てると思う。
・三角さまがハンドルをぐるぐる回しているのは輪廻転生を意味しているらしい。
 全然気付かなかったけど。というか映画のヘザーは別に転生してないんじゃ。
・最後の看板「You are now Leaving SILENT HILL」の
 nowのwがライトで半分隠れてtに見えたので
 「You are not Leaving SILENT HILL」ということかなと思いました。
・最後に意味ありげに出てきたトラヴィスは
 検索したらサイレントヒル0の主人公だった。
 吹き替えはGACTが担当。
・最後の教団の聖域だけがなぜか猛烈にださかった。
 ハリーは変態SMショーみたいな椅子に縛り付けられていて気の毒でした。
・ハリーの夫婦愛にはじーんときました。 
・サイレントヒルのモンスター造形は
 人間が「見たくねえ」と思うものを確実に突いてくるので好き。
・伝説の対戦!夢のタイトルマッチ!的なエンディング。笑った。
・エンドテロップが終了したあとで、なぜか三角さまが一瞬でてきます。
 相当なファンなのか監督。








2013.07.22 サイトに掲載

2014.07.01 再掲載





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